WordPressをインストールしたらチェックしておきたいこといろいろ

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WordPress をサーバーにインストールしたらさっそく公開!といきたいところですが、ちょっと公開にはまだまだ早いかも ...。公開する前にいろいろチェックしておきたいポイントをいくつかまとめました。初めて WordPress を公開してみよう!という人向けの記事です。

WordPress Check List

WordPressをサーバーにアップして記事を書けば、いよいよブログデビューです!でもその前に、もう少しだけチェックしておきたい WordPress の設定があります。もちろんそのままでも問題はありませんが、より WordPress を楽しむために、ちょっとだけ寄り道しておきましょう!

1. adminの削除とパスワードの変更

Attention

この作業は、WordPress インストール時に特にユーザー名を入力しなかった場合に必要となる作業です。キチンとユーザー名を入力してからインストールした場合は必要ありません。

まず一番最初にユーザーadminを削除しましょう。セキュリティー的にもオリジナルなユーザー名で運営するにこした事はありませんよね。

そのためにはまず、admin に替わるユーザーを先に作っておく必要があります。管理画面の ユーザー → 新規追加 から、新しいユーザーを追加します。このとき権限を管理者にしなければならないことに注意してください。

管理者権限ユーザーを追加したら、一度ログアウトします(今までは admin でログインしていたはずです)。そして作ったばかりの管理者権限ユーザーでログインしなおしましょう。そしてその後、もう一度管理画面のメニューの ユーザー → ユーザー一覧 から、ユーザー admin を削除します。これで admin でログインできなくなりました!

2. パーマリンクのカスタマイズ

WordPressで記事を書くと、記事のURLが自動的に作られていきますよね。何も設定していないデフォルトの状態では、ドメインにGETパラメータがついた URL が自動的に割り当てられます。例えばこのブログ Webデザインレシピでは、

http://webdesignrecipes.com/?p=15

のように ? 以下にパラメータが付いた URL になります。これは多分 pageの “p” で、id 15番の記事 … という意味です。なので新しい記事を書いても、この番号が変わっていくだけなんですねー。

このパラメータ付きの URL は、SEO的に不利と言われています。なのでもっと SEO効果が期待できる構造に変えてしまいましょう。WordPress ではこの個別リンク(パーマリンク)をカスタマイズすることができるので、パラメータなしの静的な URL に変更しておくといいと思います。

投稿画面から記事を書くとき、新規投稿画面へ移動しますよね。記事のタイトルを入力するフォームのすぐ下に記事のパーマリンクが表示されて、横にパーマリンクの変更ボタンがあります。

変更ボタンをクリックすると、パーマリンク設定画面が新しいウィンドウで表示されますので、そこでパーマリンクを設定する事ができます。または メニュー → 設定 → パーマリンク設定 からでもOKです!

パーマリンクの設定

パーマリンクの設定

パーマリンクは WordPress で用意してある設定を利用することもできますが、カスタム構造とする事もできます。今回はよく利用されている、SEO的に有利と言われているものに変更してみましょう。

2.1. パーマリンクのカスタム構造

パーマリンクの変更の仕方はとっても簡単です。例えばカスタム構造という所に以下のように入力すると、パーマリンクは http://webdesignrecipes.com/カテゴリー名/記事の名前.html という構造になります。

  • /%category%/%postname%/
  • カテゴリー名/記事の名前/

この %category% みたいな部分は、いくつもパターンがあるので、以下にリストを掲載しておきます。

パーマリンクに使える値

  • 1. %year%
    投稿年・4桁 (例)2004
  • 2. %monthnum%
    投稿月 (例)05
  • 3. %day%
    投稿日 (例)28
  • 4. %hour%
    投稿時刻の「時」 (例)15
  • 5. %minute%
    分 (例)43
  • 6. %second%
    秒 (例)33
  • 7. %postname%
    サニタイズ(特殊文字などを変換)された投稿タイトル(投稿スラッグ)です。タイトル「This Is A Great Post!」だったら URL は「this-is-a-great-post」になります。
  • 8. %post_id%
    投稿の一意な ID 番号(例)423
  • 9. %category%
    サニタイズされたカテゴリー名(カテゴリースラッグ)。入れ子であるサブカテゴリは、URL でも入れ子のディレクトリとして表されます。
  • 10. %tag%
    サニタイズされたタグ名(タグスラッグ)です。
  • 11. %author%
    サニタイズされた著者名です。

ちなみにこのブログでは、記事のタイトル – /%postname%/ としています!でも、当然タイトルは日本語で書いていますから、ブラウザによっては URLエンコードされたタイトルが表示されてしまします … X(

なので私は記事を投稿するたびに、投稿スラッグを英語に書き直したりしています … URL にタイトルが入るので、SEO的に有利なのかなーとも思っています。タイトルにはキーワードを含めることが多いですものね!また、URL を見れば何の記事か分かりやすいというメリットはあります … が、なかり面倒です X(

3. ページのタイトルタグの中を変更する

テーマによっては、ブログの記事タイトル(<title>タグのこと)が、ブログの名前 ≫ カテゴリー名など ≫ 記事タイトル という形で表示されます。このブログのこの記事で例えると、
Webデザインレシピ ≫ Blog Archive ≫ WordPressを公開する前にやっておきたい事
という感じで表示されます。ページのタイトルは検索エンジンの検索結果で大きな文字で表示されますし、ブログへの入り口となる大切なものです。

でも上記のタイトルでは、記事のタイトルよりブログのタイトルの方が前にきていますし、検索エンジンでの表示は字数も限られています(Googleだと約50文字)。長いブログ名の場合は記事のタイトルがほとんど表示されない … という事にもなってしまいますねー。

そこでページのタイトル(<title>タグ)を、記事のタイトルが先頭にくるように変更しておきます。やりかたはとっても簡単!以下のように header.php の titleタグ内を書き換えればタイトルが変更されます。

hrader.php

<title><?php wp_title('&laquo;', true, 'right'); ?> <?php bloginfo('name'); ?></title> 

wp_title が記事のタイトル、bloginfo(‘name’) がブログ名になります。

4. プラグインを使えるようにしておく

WordPress には、便利なプラグインがたくさん用意されています。これを使わない手はありません。デフォルトのテーマでは問題なくプラグインが利用できますが、ダウンロードしたテーマの中にはそのままではプラグインが利用できないものもあります(滅多にないですが …)。

前回の記事 – WordPressのオリジナルテーマを作ってみよう で紹介した GlossyBlue もそのままではプラグインが利用できません …。

プラグインを使えるようにするには header.php、footer.php内 に以下を記述する必要があります。

  • headr.php

    <?php wp_head(); ?>

  • footer.php

    <?php wp_footer(); ?>

少し詳しく言うとプラグインは WordPress のプラグイン APIという仕組みを使って動いています。でも上記の 2つがテーマに記述されていないと、このプラグイン APIが使えないんです …。なので忘れずに上記のコードをチェックしておきましょう!

5. ウィジットを使えるようにしておく

プラグインをつかえるようにしておくのと同様に、そのままだとウィジットを使えないテーマもあります。そこでウィジットを使えるようにしておきましょう。

ここではサイドバーでウィジットを使用することを前提としています。

Sidebar

<div id="sidebar">
  <div id="about">
    <h2>About</h2>
    This is my blog.
    </div>
    <div id="links">
    <h2>Links</h2>
    <ul>
    <li><a href="http://example1.com">Example1</a></li>
    <li><a href="http://example2.com">Example2</a></li>
    </ul>
  </div>
</div>

id=”about”id="links" を持つ div要素が、基本的にひとつのウィジェットに相当します。それでは上記のサイドバーをウィジットに対応させてみましょう。

sidebar.php

<div id="sidebar">
  <div id="about">
  <h2>About</h2>
  This is my blog.
  </div>
  <div id="links">
  <h2>Links</h2>
  <ul>
  <li><a href="http://example1.com">Example1</a></li>
  <li><a href="http://example2.com">Example2</a></li>
  </ul>
  </div>
<?php if ( !function_exists('dynamic_sidebar') || !dynamic_sidebar() ) : ?>
<?php endif; ?>
</div>
  • 13. <?php if ( !function_exists('dynamic_sidebar') || !dynamic_sidebar() ) : ?>
  • 14. <?php endif; ?>

13行目と14行目に2行追加しました。これで 13行目より上は普通に HTMLとして表示されますし、もしウィジットがあれば、id=”links” の下に表示できる準備ができました。

そう、上記のコードだけではウィジットはまだ使えないんです。実はもうひとつテーマを修正する箇所があります。今度は functions.php にもウィジットが使えるようにコードを追加します。

もし使っているテーマに functions.php が無い場合は、新しく作成して以下を記述してください。

functions.php

 <?php
if ( function_exists('register_sidebar') )
  register_sidebar(array(
    'before_widget' => '<div id="%1$s" class="widget %2$s">',
    'after_widget' => '</div>',
    'before_title' => '<h2 class="widget-title">',
    'after_title' => '</h2>',
));
?>

あとは管理画面の 外観 → ウィジット から、お好きなウィジットをサイドバーにドラッグしてみてくださいね!

ウィジット

画面中央の “利用できるウィジット” から、画面右の “サイドバー1” へウィジットをドラッグして保存します。

Memo

functions.php ファイルの最初や最後に、空白の行を入れないようにしましょう!

6. スパム対策プラグイン – Akismetの有効化

Akismet はコメントがスパムかどうか Akismet ウェブサービスに確認してくれるプラグインです。このプラグインはデフォルトで WordPress に最初からインストールされていますよね。まずは管理ページの プラグイン → インストール済み からAkismetを有効化します。

Akismet を利用するには akismet.comAPIキーを取得する必要がありますが、画面通りに進んでいけば特に難しいことはありません。ただ有料版と無料版があるので、どちらのサービスを利用するか選んでくださいね!

Akismet.com で登録を済ませると、メールで Apiキーと ID、パスワードが送られてきます。この ID とパスワードは WordPress.com にログインするのに必要になります。

それでは取得した APIキーを、管理画面から入力して、Akismetをアクティブにしておきましょう!

Memo

API キーは WordPress.com にログインして、Profile からいつでも確認する事ができます。あなたのブログにログインする ID、パスワード と、WordPress.com へログインするID、パスワードは別のものです。さっき Akismet.com で、Apiキーを取得する時に設定したものが、WordPress.com の ID とパスワードになります!

7. Google XML Sitemapのインストール

Google XML Sitemap というプラグインは、自動で XML形式のサイトマップを作成してくれるだけでなく、Google や Bing に更新を通知してくれる優れものです。(Yahoo に対しては別途アプリケーションIDを取得する必要があります。Yahoo!JAPAN ではありません。Yahoo.comです。)

ダッシュボードの プラグイン → 新規追加 からプラグインの検索 “Google XML Sitemap” で簡単にインストールできます。インストールしたら 設定 → XML-Sitemap でサイトマップを構築します(簡単に構築できるので心配はいりません。)。また、下記リンクからダウンロードすることもできます。

8. ディスカッション設定の確認

WordPress でブログを書く時に、記事の中に他のブログへのリンクを貼ることがあると思います。実はここでちょっと注意が必要です。というのも、WordPress は記事の中にリンクがあって、そのリンク先も WordPress で作られているサイトだった場合、自動的にピンバック(トラックバック)を送信します。これは他のブログだけでなく、自分のブログ内にリンクを貼った場合も同様です。

もし誰にも見られたくないブログだったら、ピンバックを飛ばしてしまうのでちょっと困ったことにもなりますねー。そのような場合は、このピンバックを飛ばさないようにしておきましょう。やり方は簡単、いつものように 管理画面 → 設定 → ディスカッション を開きます。

ディスカッション設定

ディスカッション

投稿のデフォルト設定の、”この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる” のチェックを外しておきましょう。そうすればピンバックを飛ばさなくなります。


今回は WordPress をインストールしたらチェックしておきたいことをいくつか紹介しました。自分で構築したブログだからこそ愛着もひとしお。それでは WordPress でブログを思う存分楽しんでくださいねー!

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Thank you for the comment.